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価値分析 かちぶんせきvalue analysis; VA

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

価値分析
かちぶんせき
value analysis; VA

使用する材料の特性,機能や加工技術,設計方法などをさまざまな角度から分析,検討して,コストの低下をはかること。生産工程のオートメーション化が進むにつれて,その工程でのコストの引下げの余地が次第に少くなってきたために起ってきた生産管理のための技法の一つで,次のようなステップで行われる。 (1) 対象となる材料,部品の機能把握,(2) 現行の加工・調達方法およびコストの把握,(3) 代替案の創出,列挙,(4) それぞれの代替案の実行可能性とそれらのコストの推定,(5) 最適な代替案の選択,(6) その実施 (設計や業者との交渉あるいは設備の変更など) 。

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百科事典マイペディアの解説

価値分析【かちぶんせき】

バリュー・アナリシスvalue analysisとも。VAと略。生産管理,特に購買管理において,製品を構成する部品や資材が機能上むだを含んでいないかを分析し,コスト切下げを図る経営技術。
→関連項目在庫管理

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世界大百科事典 第2版の解説

かちぶんせき【価値分析】

価値分析は,最低の総コストで必要な機能を確実に達成するため,製品とかサービスの機能分析に注ぐ組織的な努力であると定義されている。価値分析はVA(value analysis)ともVE(value engineering)とも略称されるが今日では後者を用いることが多い。 顧客は価値ある製品やサービスを求めている。VEでいう価値とは,製品とかサービスを利用する顧客側が判断するものであり,したがって企業側としては顧客の立場にたって価値改善をはかるよう努力することになる。

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大辞林 第三版の解説

かちぶんせき【価値分析】

製品や部品の本質的機能を得るための最小原価を求める手法。この本質的機能には使用上の機能だけではなく、顧客の要求する外観・魅力なども含まれる。価値工学( VE )。 VA 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

価値分析
かちぶんせき

バリュー・アナリシスvalue analysis(略称VA)ともいう。バリュー・エンジニアリング価値工学)と同義に用いられることが多い。1946年にアメリカで開発された新しいコストダウンの考え方およびその手法をいい、求める機能を最少の資源コストで得るため、製品の価値に関連する諸要因を体系的に分析する。[森本三男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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