犬丸義一(読み)いぬまる ぎいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「犬丸義一」の解説

犬丸義一 いぬまる-ぎいち

1928- 昭和後期-平成時代の日本史学者。
昭和3年4月22日朝鮮平壌生まれ。世界経済研究所,アジア・アフリカ研究所をへて,昭和54年長崎総合科学大教授。歴史科学協議会創立に参加。マルクス主義立場から労働運動史,日中関係史,女性史など幅ひろい分野を研究。東大卒。本名は小山義一。著作に「日本人民戦線運動史」「日本共産党の創立」「職工事情」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む