犬卒都婆村(読み)いぬそとばむら

日本歴史地名大系 「犬卒都婆村」の解説

犬卒都婆村
いぬそとばむら

[現在地名]白石市白川犬卒都婆しらかわいぬそとば

白石から角田かくだに至る角田街道に沿い、東は伊具いぐ高倉たかくら(現角田市)、西は鷹巣たかのす村、南は大町おおまち村、北は津田つだ村と接する。「いぬそとわ」ともいう。平地に乏しい山村で、白石川の小支流の高田たかだ川が中央部をほぼ北流する。地名の由来は、往古の当地の住人が良犬を飼っていたが、岩の上いわのうえというところで犬が死んだため、その場所に碑を建て供養したことにちなむとするもの(安永風土記)小野篁が、京の都で暴れた老猪を、蕃二・蕃三郎の力を借り、白犬をもって追いたてたが、白犬は死闘のすえ死に、その供養をしたとするものなどがある(刈田郡誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む