犯罪能力(読み)はんざいのうりょく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「犯罪能力」の意味・わかりやすい解説

犯罪能力
はんざいのうりょく

ある者が犯罪行為を行うことができるとき,その者には犯罪能力があるという。人間 (自然人) にはすべてこの能力があるが,法人については問題がある。日本の刑法典には法人に対する処罰を定めた規定はないが,特別法で法人処罰を認める規定は数多くある (人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律4,法人税法 164条1項など) 。これらの規定が法人の犯罪能力を前提としたものであるか,あるいは単に受刑の能力を認めたにすぎないかについては,学説上争いがある。最近の学説では,法人の犯罪能力を肯定する見解が多数である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む