共同通信ニュース用語解説 「犯罪被害者等給付金」の解説
犯罪被害者等給付金
殺人など故意の犯罪行為で死亡した被害者の遺族や、重傷や障害を負った被害者の経済的・精神的負担を緩和するため、国が支給する一時金。遺族給付金と重傷病給付金、障害給付金の3種類があり、いずれも都道府県公安委員会が支給の可否を裁定する。支給額は被害者の年齢や勤労収入の額などに基づいて算定。警察庁によると、2022年度に支払われた給付金は総額14億8447万円。1974年の三菱重工ビル爆破事件を契機に制度創設の声が高まり、81年に給付が始まった。
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