状袋(読み)ジョウブクロ

デジタル大辞泉 「状袋」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ぶくろ〔ジヤウ‐〕【状袋】

手紙書類などを入れる紙の袋。封筒

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「状袋」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ぶくろジャウ‥【状袋】

  1. 〘 名詞 〙 書状を封入する紙ぶくろ。封筒。
    1. [初出の実例]「状袋の封じを切って、中を取りいだしてビックリなし」(出典:人情本・英対暖語(1838)二)
    2. 「丈夫そうな状袋を択み、封じ目油断なく」(出典:風流仏(1889)〈幸田露伴〉一〇)

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世界大百科事典(旧版)内の状袋の言及

【封筒】より

…明治期に入って郵便制度が採用されてからは封筒の需要も増大した。当時は状袋(じようぶくろ)とも呼ばれた。洋紙製の封筒がつくられるようになったのは大正期に入ってからである。…

※「状袋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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