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狂乱地価 きょうらんちか

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

狂乱地価
きょうらんちか

1986年から 87年にかけて東京都心部に端を発し,周辺都市に及んだ地価の異常な高騰をいう。狂乱地価の要因としては,(1) 経済の東京への一極集中によるオフィスビルの需要増,(2) この需要を当て込んだ不動産業者の投機的取引の活発化,(3) 都心の住宅地を高額で売却した人々による周辺都市住宅地への買い換え需要,(4) 折からの金融緩和がこの動向に一層の拍車をかけたこと,などがあげられる。このため,政府は国土計画法に新たに監視区域を創設,87年8月から施行したが,こうした投機的な土地売買はバブル現象を生み出し,その後も地価は上昇した。しかし 90年4月に不動産融資の総量規制と金融引締政策により 90年末頃から地価の高騰も鎮静化していった。

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