狐丘誡(読み)こきゅうのいましめ

精選版 日本国語大辞典 「狐丘誡」の意味・読み・例文・類語

こきゅう‐の‐いましめコキウ‥【狐丘誡】

  1. 〘 連語 〙 ( 狐丘という所の老人が、楚の孫叔敖(そんしゅくごう)の就任祝いに来て、人のねたみに対するいましめを与えたという「列子‐説符」にみえる故事から ) 他人からうらまれないようにといういましめ。
    1. [初出の実例]「祿致陳紅、恐乖狐丘之誡」(出典本朝文粋(1060頃)五・為九条右大臣請減職封表〈菅原文時〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android