狩太町(読み)かりぶとまち

日本歴史地名大系 「狩太町」の解説

狩太町
かりぶとまち

昭和二五年(一九五〇)九月狩太村が町制を施行、狩太町が成立(市町村沿革台帳)。第二次世界大戦後の混乱が残るなか、基幹産業の農業を土台にしながら、山岳スキーと点在する温泉資源を活用した観光産業の振興が検討された。昭和二六年狩太―倶知安くつちやん間の路線バス、同二八年福井ふくい方面の定期バスが運行、同二九年にはニセコアンヌプリに至る町道が道道に昇格した。同三三年昆布こんぶ温泉が国民保養温泉に指定、同三八年にはニセコ山系を含む一帯ニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の狩太町の言及

【ニセコ[町]】より

…北海道西部,後志(しりべし)支庁虻田郡の町。1964年に狩太(かりぶと)町が改称。人口4641(1995)。…

※「狩太町」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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