狩野如林(読み)かのう じょりん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「狩野如林」の解説

狩野如林 かのう-じょりん

1802-1872* 江戸時代後期の画家
享和2年生まれ。狩野養信(おさのぶ)にまなび,かたわら軍学をおさめる。美作(みまさか)(岡山県)に帰郷後,津山藩主松平氏にその技を賞されて狩野姓をあたえられ,御用絵師となった。明治4年12月22日死去。70歳。名は宗信別号如春,如山,松甫。作品に「百花鳥の図」「日本百景絵巻物」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android