独台詞(読み)ひとりぜりふ

精選版 日本国語大辞典 「独台詞」の意味・読み・例文・類語

ひとり‐ぜりふ【独台詞】

  1. 〘 名詞 〙 演劇などで、他の登場人物に向かってではなく、心中の思いなどを観客に知らせるためにしゃべることば。独白モノローグ
    1. [初出の実例]「西劇の独白(ヒトリゼリフ)の稍長いといふ側の分は」(出典:玉篋両浦嶼の初度興行に就て(1903)〈森鴎外〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android