精選版 日本国語大辞典 「狭門」の意味・読み・例文・類語
せまき‐もん【狭門】
[1] 〘連語〙
※引照旧新約全書(1904)馬太伝「窄(セマ)き門(モン)より入(いれ)よ、沈淪(ほろび)に至る路は濶(ひろく)、その門は大なり。此より入もの多し。命に至る路は窄(せまく)その門は小し。其路を得もの少(まれ)なり」
② 競争が激しくて入学・就職などがむずかしいこと。また、そのようなはいることが非常にむずかしいところ。
※第3ブラリひょうたん(1951)〈高田保〉卒業式「『狭き門』は上級学校へ進学する道にばかりあるのではない」
せば‐と【狭門】
〘名〙 山間の沢の行止まり。谷の奥まったところ。みずひ。みずぼし。せき。
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