狸藻(読み)タヌキモ

デジタル大辞泉 「狸藻」の意味・読み・例文・類語

たぬき‐も【×狸藻】

タヌキモ科多年生食虫植物。池や水田に浮かび、葉は細かく羽状に分かれ、捕虫袋をもつ。夏、10~25センチの花茎を出し、黄色い唇形花を開く。球状の芽をつくって水底に沈んで冬を越す。

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精選版 日本国語大辞典 「狸藻」の意味・読み・例文・類語

たぬき‐も【狸藻】

  1. 〘 名詞 〙 タヌキモ科の多年生の食虫植物。各地の水田や池沼に浮遊する。葉は二~三回羽状に分裂。各裂片は糸状で先がとがり、ところどころに捕虫袋がある。夏、葉腋から高さ一〇~二五センチメートルの花茎を水上に直立し、鮮黄色の唇形花をつける。茎の先端に球状の越冬芽を作り水底に沈んで越冬する。〔物品識名拾遺(1825)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「狸藻」の解説

狸藻 (タヌキモ)

学名Utricularia australis
植物。タヌキモ科の漂流性多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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