猪道(読み)シシミチ

デジタル大辞泉 「猪道」の意味・読み・例文・類語

しし‐みち【×猪道/鹿道】

いのしし鹿しかなどの獣類が行き来する道。けものみち 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「猪道」の意味・読み・例文・類語

しし‐みち【猪道・鹿道】

  1. 〘 名詞 〙(いのしし)や鹿(しか)の常に行き来する山中一定のみち。獣類の通行で自然にできた小道。人が間違えてしばしば迷い込むことがある。また、猟師はこの道の岩角などに待ち伏せて、猪や鹿を射取る。けものみち。《 季語・秋‐冬 》
    1. [初出の実例]「とあるししみちをおあかりあるが、ゆきのむらぎへたる、いはのほらにたちよりて」(出典:説経節・さんせう太夫(与七郎正本)(1640頃)中)

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