日本歴史地名大系 「猪頭村」の解説 猪頭村いのかしらむら 静岡県:富士宮市猪頭村[現在地名]富士宮市猪之頭(いのかしら)内野(うつの)村の北、人穴(ひとあな)村の西、富士山西麓の丘陵末端に位置し、西部は毛無(けなし)山(一九四五・五メートル)に連なる山地。富士山の雪解け水の湧水がある。天文一八年(一五四九)一二月一三日の今川義元判物(浅川井出文書)によれば、義元は佐野兵庫助分であった「富士上方之内大橋」ほかを祖父の譲状どおり井出善三郎に安堵している。大橋(おおはし)は地内大橋付近に比定される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by