猪頭村(読み)いのかしらむら

日本歴史地名大系 「猪頭村」の解説

猪頭村
いのかしらむら

[現在地名]富士宮市猪之頭いのかしら

内野うつの村の北、人穴ひとあな村の西、富士山西麓の丘陵末端に位置し、西部毛無けなし(一九四五・五メートル)に連なる山地。富士山の雪解け水の湧水がある。天文一八年(一五四九)一二月一三日の今川義元判物(浅川井出文書)によれば、義元は佐野兵庫助分であった「富士上方之内大橋」ほかを祖父の譲状どおり井出善三郎に安堵している。大橋おおはしは地内大橋付近に比定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む