猿間村(読み)さるまむら

日本歴史地名大系 「猿間村」の解説

猿間村
さるまむら

[現在地名]大館市猿間

西流する米代川右岸の山麓に位置する。対岸十二じゆうに所。正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に四〇石とみえる。享保一五年(一七三〇)戸数は一四軒で(六郡郡邑記)、以下の村勢は寛政一二年(一八〇〇)二〇戸、一一二人、安政四年(一八五七)一八戸、一〇九人、同七年二〇戸、一〇九人(大館市史)。北部に広い山地があり、「秋田風土記」に「戸沢杉山なり。山守壱人あり。助三郎ト云。名字帯刀免許、長木沢兼勤三人扶持也」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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