獅子踊り(読み)ししおどり

精選版 日本国語大辞典 「獅子踊り」の意味・読み・例文・類語

しし‐おどり‥をどり【獅子踊・鹿踊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 獅子の頭をかぶって踊るものの総称。古来日本各地で一人または二人で演ぜられ、その種類は多く、伴奏楽器や時、所により異なる。
    1. [初出の実例]「鹿をどりのうた」(出典:糸竹初心集(1664)中)
    2. 「浦中の人のあつまる獅子躍」(出典:雑俳・よざくら(1706))
  3. 宮城・岩手両県に分布する民俗芸能の一つ。鹿の頭をかぶり、胸に太鼓、背に長い竿などをつけて踊る。
    1. [初出の実例]「獅子舞の笛と太鼓、鹿踊(シシオドリ)小太鼓」(出典吉里吉里人(1981)〈井上ひさし一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android