世界の観光地名がわかる事典 「玄奘三蔵院」の解説 げんじょうさんぞういん【玄奘三蔵院】 中国の陝西(せんせい)省の省都、西安(シーアン)のシンボルとなっている大雁塔(だいがんとう)の近くにある、玄奘三蔵(三蔵法師)を祀る寺院。玄奘三蔵は、「長安」と呼ばれていた西安から西域へと旅立ち、インドから仏典を持ち帰り、「西遊記」の三蔵法師のモデルにもなった、唐の時代の高僧である。唐の様式の寺院だが、比較的新しい。仏舎利(ぶっしゃり)、資料などが展示されている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報