玉井忠田(読み)たまい ちゅうでん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉井忠田」の解説

玉井忠田 たまい-ちゅうでん

1808-1877 江戸後期-明治時代の医師。
文化5年生まれ。広瀬淡窓の私塾咸宜園(かんぎえん)で漢学を,中垣谷神に医学をまなぶ。筑後(ちくご)隈上(くまのうえ)村(福岡県浮羽(うきは)町)で開業。のち久留米(くるめ)藩の侍医となり,藩校医学館でおしえた。明治10年12月15日死去。70歳。豊後(ぶんご)(大分県)出身。名は穆。字(あざな)は養純。著作に「傷寒論柯則(しょうかんろんかそく)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android