日本歴史地名大系 「玉垣御厨」の解説 玉垣御厨たまがきのみくりや 三重県:鈴鹿市旧河曲郡地区玉垣村玉垣御厨平安時代からの伊勢神宮の御厨で、建久三年(一一九二)八月の神領注文(神宮雑書)に「玉垣御厨内 ○殿下御領并外宮権神主故晴康等所也、已上件神戸・御厨等、依康和三年八月廿一日 宣旨検注建立(下略)」とあって、もと摂関家および外宮神主領であったが康和三年(一一〇一)内宮の御厨となっていたことがわかる。また「神鳳鈔」にも「内宮玉垣御厨八十三丁三反余、九石、六九十二月」とあり、神宮領として広大な御厨であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by