玉川彦十郎(読み)たまがわ ひこじゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉川彦十郎」の解説

玉川彦十郎 たまがわ-ひこじゅうろう

?-? 江戸時代前期の歌舞伎座元
江戸の人。承応(じょうおう)元年(1652)江戸葺屋(ふきや)町にはじめて太鼓櫓(やぐら)をあげたという。寛文9年堺(さかい)町に芝居小屋をうつしたが,このとき設置した橋がかりが花道のはじめといわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android