玉川杜鵑(読み)タマガワホトトギス

デジタル大辞泉 「玉川杜鵑」の意味・読み・例文・類語

たまがわ‐ほととぎす〔たまがは‐〕【玉川杜鵑】

ユリ科多年草山地湿地に生え、高さ30~50センチ。葉は楕円形で、基部が茎を抱く。夏、紫色の点のある黄色い花を開く。名は京都府井手玉川にちなむ。

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精選版 日本国語大辞典 「玉川杜鵑」の意味・読み・例文・類語

たまがわ‐ほととぎすたまがは‥【玉川杜鵑】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科の多年草。各地の山地の谷沿いの湿った林の中に生える。高さ四〇~一一〇センチメートル。葉は互生。長さ一〇~一五センチメートルの広楕円形で先が尖り、基部は茎を抱く。七~九月頃、茎の先端散房花序紫斑のある黄色花をつける。花は六弁で半開し、径約三センチメートル。花被片の基部は球状にふくれる。雌蘂は花被より長く、反転して六裂する。〔日本植物名彙(1884)〕

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