コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

玉日 たまひ

2件 の用語解説(玉日の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

玉日 たまひ

?-? 鎌倉時代,親鸞(しんらん)の妻。
関白九条兼実の娘で,親鸞が法然のもとにいたときに結婚したとされる伝承上の女性。武蔵(むさし)秩父(ちちぶ)(埼玉県)の荒木門徒がつくった「親鸞聖人御因縁秘伝鈔」のなかにあらわれ,住職の妻のはじまりとされる。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

玉日

生年:生没年不詳
浄土真宗開祖親鸞の妻と伝承される女性。中世真宗の親鸞伝において禅定法皇(九条兼実の誤伝)の娘とされ,法然門下での親鸞の妻と伝承された。鎌倉末期に武蔵国荒木(埼玉県秩父市付近)の門徒が作製した『親鸞上人御因縁』に登場し,道場(寺院)坊主の伴侶「坊守」の始源とされる。荒木門徒は,坊主と坊守という道場経営を重視し,この立場は後世の真宗の一派・仏光寺派に継承されている。また,玉日とは,美しく有能な女という意味で,親鸞が京都六角堂参籠で救世観音から感得した夢告に由縁する命名と思われる。

(遠藤一)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

玉日の関連キーワード覚如上人浄土真宗御取越覚如御開山御正忌祖師大遠忌歎異抄仏光寺派

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

玉日の関連情報