精選版 日本国語大辞典 「玉液」の意味・読み・例文・類語 ぎょく‐えき【玉液】 〘 名詞 〙① ( 「玉」は美称 ) 美しい液体。茶や酒などの形容に用いる。[初出の実例]「朱泥の急須から、緑を含む琥珀色の玉液を、二三滴づつ、茶碗の底へしたたらす」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉八)[その他の文献]〔白居易‐効陶潜体詩其四〕② 道家(どうか)で、飲めば長生きするという液。〔江淹‐雑体詩・郭弘農璞遊仙〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例