玉琢かざれば器を成さず(読み)タマミガカザレバウツワヲナサズ

デジタル大辞泉 「玉琢かざれば器を成さず」の意味・読み・例文・類語

たまみがかざればうつわさず

《「礼記」学記から》生まれつきすぐれた才能を有していても、学問修養を積まなければ立派な人間になることはできない。玉磨かざれば光なし。

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精選版 日本国語大辞典 「玉琢かざれば器を成さず」の意味・読み・例文・類語

たま【玉】 琢(みが)かざれば=器(うつわ・き)を成(な)さず[=宝(たから)とならず]

  1. ( 「礼記‐学記」の「玉不琢不器、人不学不道」による ) =たま(玉)磨かざれば光なし
    1. [初出の実例]「古き詞にも、玉(タマ)(ミガ)かざればたからとならず、人学せざればあきらかならずといへり」(出典仮名草子可笑記(1642)三)

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