玉黍貝(読み)タマキビガイ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「玉黍貝」の意味・読み・例文・類語

たまきび‐がい‥がひ【玉黍貝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. タマキビガイ科の巻き貝。日本各地の潮間帯の岩礫に群がってすむ。殻高約一・五センチメートルの丸みを帯びた貝で、殻は厚く、ふつう灰黒色で黄白斑がある。水中や空気中では動かず、波しぶきを受けると、はいまわって餌をあさる。たまきび。
  3. タマキビガイ科の巻き貝の総称。タマキビガイのほか、灰白色で小顆粒(しょうかりゅう)のあるアラレタマキビ、灰黒色で白い顆粒のあるイボタマキビなどがある。たまきび。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「玉黍貝」の解説

玉黍貝 (タマキビガイ)

学名Littorina brevicula
動物。エゾタマキビガイ科の巻き貝

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android