玉龍雪山(読み)ぎょくりゅうせつざん

世界の観光地名がわかる事典 「玉龍雪山」の解説

ぎょくりゅうせつざん【玉龍雪山】

中国の雲南省西北部、麗江リージャン)市の北に位置する、13の嶺が連なる万年雪を頂く連山。麗江から眺められる姿の美しい山で、万年雪を頂く山としては最南端にある。主峰は標高5569mのシャンズドゥ。古くから、この一帯に住むナシ族などの少数民族聖地とされてきた山である。標高3365mから4506mまでロープウェイで登ることができ、付近にはスキー場もある。ちなみに、このロープウェイの高低差は中国最大である。この山は登山家にとっては垂涎すいぜん)の未登峰といわれる。一度中国隊が挑戦したが、登頂に至らなかった。なかなか登山の許可の下りない山として知られている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む