王台(読み)オウダイ

デジタル大辞泉 「王台」の意味・読み・例文・類語

おう‐だい〔ワウ‐〕【王台】

ミツバチの巣で、女王蜂を育てるために、働き蜂が作る小部屋

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精選版 日本国語大辞典 「王台」の意味・読み・例文・類語

おう‐だいワウ‥【王台】

  1. 〘 名詞 〙 ミツバチの巣で女王蜂の幼虫が育てられる房。また、シロアリの女王と王のすむ室。王室

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百科事典マイペディア 「王台」の意味・わかりやすい解説

王台【おうだい】

王房とも。ミツバチの女王バチを育てる巣房。春の繁殖期に巣板の下側横側に,下向きに作られるコップ状の大型の巣房で,女王バチは雌性の1個の卵を産みつけ,孵化(ふか)した幼虫は質・量ともにすぐれた王乳ローヤルゼリー)で育てられ,新しい女王バチになる。

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