日本歴史地名大系 「王子広遺跡」の解説 王子広遺跡おうじびろいせき 三重県:松阪市御麻生薗村王子広遺跡[現在地名]松阪市御麻生薗町 王子広御麻生薗(みおぞの)町出郷(でごう)の集落南方には北西から南東の方向に延びる舌状台地があり、櫛田(くしだ)川河岸に向けて張出している。遺跡はこの台地末端に近い北寄りの部分にある。北には根木(ねき)峠に向かう県道を隔てて段丘崖に臨む。標高約五三メートル。遺物の散布は東西約一〇〇メートル、南北約五〇メートルに及ぶ。松阪市内の縄文遺跡のなかでは第二次世界大戦後いち早く確認された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by