王気(読み)オウケ

精選版 日本国語大辞典 「王気」の意味・読み・例文・類語

おう‐けワウ‥【王気】

  1. 〘 名詞 〙 王者としてのふさわしい気品。気高い相。おうき。
    1. [初出の実例]「よき人どちは、よしなき人に似るものなれば、まして同じ御ゆかりなればこそは。されどこれは、今より様殊に、わうけさへつかせ給へる様にて」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「王気」の読み・字形・画数・意味

【王気】おう(わう)き

王者のいるきざしの雲気北周信〔哀江南の賦の序〕將(は)た江表の王氣、三百年にるに非ざるか。

字通「王」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む