王難(読み)オウナン

精選版 日本国語大辞典 「王難」の意味・読み・例文・類語

おう‐なんワウ‥【王難】

  1. 〘 名詞 〙 国王の命令にそむいたために生じる災難。国王から受けるわざわい、または、刑罰。
    1. [初出の実例]「観音の木像の助を被(かがふ)りて、王難を脱(まぬか)るる縁」(出典日本霊異記(810‐824)下)
    2. 「其の身御一体分身にましませば、取分けおうなんの苦しみを守らせ給ふと承る」(出典:仮名草子・竹斎(1621‐23)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む