珍木(読み)ちんぼく

精選版 日本国語大辞典 「珍木」の意味・読み・例文・類語

ちん‐ぼく【珍木】

  1. 〘 名詞 〙 めずらしい樹木。奇木
    1. [初出の実例]「思ひ思ひの生花に、遠近の珍花珍木(チンボク)、置花生(おきはないけ)・つり花生・花籠・すいばち・花筒なんど」(出典浄瑠璃今川本領猫魔館(1740)一)
    2. [その他の文献]〔張九齢‐感遇詩〕

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普及版 字通 「珍木」の読み・字形・画数・意味

【珍木】ちんぼく

珍しい木。唐・張九齢感遇〕詩 矯矯(けうけう)たる珍木の巓(いただき) 金丸(弾)の懼(おそ)れ無きを得んや

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