珠璣(読み)しゅき

精選版 日本国語大辞典 「珠璣」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐き【珠璣】

  1. 〘 名詞 〙 まるい玉と角ばった玉。大小さまざまの美玉
    1. [初出の実例]「粒々珠璣(シュキ)を蔵すとは、その倉に入れ置かるる米は直談(ねだん)殊の外に高くて、米の粒毎皆珠を積み上げたるが如し」(出典仮名草子浮世物語(1665頃)二)
    2. [その他の文献]〔荘子‐列禦寇〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android