…オニユリ,シュウカイドウ,ヤマノイモなどでは,地上の茎の葉腋(ようえき)にある芽が肥大して,球根と同様の性質をもつ塊状組織を形成する。この塊状組織がむかご(零余子)で,珠芽とも呼ばれ,これを採取してまくと,数年のうちにりっぱな球根やいもになるので,繁殖に用いられる。むかご繁殖を行う場合には,大きなむかごを作ることが必要で,そのため,親株のつぼみを小さなうちに摘みとったり(オニユリ),腋芽を遮光したり,つるを下垂させたりする(ヤマノイモ)。…
※「珠芽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...