最新 地学事典 「現在古生物学」の解説
げんざいこせいぶつがく
現在古生物学
actuopalaeontology
化石に基づいて古生物,特にその生態の諸問題を解明するために,現生生物の生態や遺体埋没について研究する分野。R.Richter(1928)の提唱による。彼は北海沿岸に専門の実験所(Senckenberg am Meer)を創設して,沿岸浅海域における海成堆積物の生成過程を現在地質学の観点から研究するとともに,生物の生態や埋没に関する綿密な観察によって古生態学の進歩に寄与する道を開いた。
執筆者:粕野 義夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

