最新 地学事典 「海成堆積物」の解説
かいせいたいせきぶつ
海成堆積物
marine sediments
海底に堆積した堆積物。海成層,海底堆積物とほぼ同義。大きく陸源性(terrigenous)と大洋性(oceanic)に分けられる。前者は,河川や氷河,風などにより陸域から海域に供給された陸源の砕屑物であり,泥,砂,礫からなる。海浜,大陸棚,大陸斜面からコンティネンタルライズ,前弧海盆,海溝の堆積物など。後者は海洋において生成された生物起原の軟泥(ooze)や礁性石灰岩,海水からの沈殿物からなり,大洋底の堆積物や浅海性の炭酸塩堆積物などに代表される。
執筆者:岡田 博有・斎藤 文紀
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

