琉球列島高等弁務官

山川 日本史小辞典 改訂新版 「琉球列島高等弁務官」の解説

琉球列島高等弁務官
りゅうきゅうれっとうこうとうべんむかん

アメリカ統治下の沖縄における米国民政府長官。1957年(昭和32)6月,大統領行政命令により従来の民政府副長官にかわる施政権者として現役軍人が就任した。布告布令を公布し,琉球政府の三権を統轄し,立法院に対する拒否権公務員罷免権など,沖縄の帝王とよばれるほど絶大な権力ふるい,米軍支配の象徴的存在であった。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む