デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「琴叔景趣」の解説 琴叔景趣 きんしゅく-けいしゅ ?-1507 室町-戦国時代の僧。臨済(りんざい)宗。近江(おうみ)(滋賀県)の人。京都天竜寺の用剛乾治の法をつぎ,南禅寺住持となる。五山文学者として知られ,南禅寺に松蔭軒をひらいて退隠し,蘭坡景茝(らんぱ-けいし),横川景三(おうせん-けいさん)らと交遊した。永正(えいしょう)4年死去。別号に松蔭。著作に「松蔭吟藁」「梅陽琴叔百絶」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例