環境彫刻(読み)かんきょうちょうこく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「環境彫刻」の意味・わかりやすい解説

環境彫刻
かんきょうちょうこく

従来の西欧的芸術観の中での彫刻は,台座の上に乗ることで周囲環境からは独立した特権的な位置を占めてきた。しかし都市の環境デザインを考える風潮が高まるにつれ,周囲の環境と調和し,広場など幅広い空間の景観を形成する彫刻が要望されるようになった。野外彫刻とほぼ同じ概念

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android