コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

環状剝皮 かんじょうはくひ ringing

翻訳|ringing

1件 の用語解説(環状剝皮の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

かんじょうはくひ【環状剝皮 ringing】

果樹や花木の幹または太枝に直径の1/10~1/20の幅で浅く切り込みを入れ,樹皮を環状に除去することで,環状除皮ともいう。葉で同化された炭水化物の一部は師管を通って幹や根へと転流してゆくが,環状剝皮を行って師管部を除去すると,転流がさまたげられるので,剝皮部よりも上方では炭水化物の濃度が高まって,不定根が発生しやすくなる。このため,取木を行う場合には枝に環状剝皮を施すことが多い。また環状剝皮を行って枝の炭水化物濃度を高めると,花芽の形成が良好となり,落果が少なく,熟期も早くなるが,根への炭水化物の転流量が少なくなるので樹勢が衰える。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

環状剝皮の関連キーワード整枝花木樹液着果半径目通り直径籠物幹囲デンドロリス生研センター、中央農研

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone