生れ変る(読み)ウマレカワル

デジタル大辞泉 「生れ変る」の意味・読み・例文・類語

うまれ‐かわ・る〔‐かはる〕【生(ま)れ変(わ)る】

[動ラ五(四)]
死後ほかのものになって再び生まれてくる。「鳥に―・りたい」
心を入れかえて、性格・行いなどが一変する。「別人のように―・る」
[類語]転生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生れ変る」の意味・読み・例文・類語

うまれ‐かわ・る‥かはる【生変】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 死んだ者が、別の姿やものになって、再びこの世に生まれてくる。
    1. [初出の実例]「昔尾張国に俊綱(すんがう)といひける聖にておはしけるを〈略〉むまれかはりて、その国の守になりて」(出典:今鏡(1170)四)
  3. 性格、行ない、考えなどが一変してよくなる。心を入れかえる。
    1. [初出の実例]「生れ変った料簡になって稼ぐからみてゐろ」(出典:ゆく年(1928‐29)〈久保田万太郎〉三)
  4. 知力が生まれつき父より劣る。生まれ劣る。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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