共同通信ニュース用語解説 「生体腎移植」の解説
生体腎移植
慢性腎不全で人工透析を受けている患者などを対象に、ドナー(提供者)が2個ある腎臓のうち1個を提供して移植する。脳死や心停止後の提供が限られる中、日本移植学会の集計によると、2013年には約1400件が実施された。過去には臓器売買事件も起きており、金銭授受や提供強要の防止が大きな課題となっている。
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慢性腎不全で人工透析を受けている患者などを対象に、ドナー(提供者)が2個ある腎臓のうち1個を提供して移植する。脳死や心停止後の提供が限られる中、日本移植学会の集計によると、2013年には約1400件が実施された。過去には臓器売買事件も起きており、金銭授受や提供強要の防止が大きな課題となっている。
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…正常な腎臓は能力に余裕があるため,二つの腎臓のうち一つを取り去っても,腎機能が正常であれば大きな支障なく日常生活を送ることができる。そこで腎臓移植では,死体から供給を受ける死体腎移植のほか,生きた人から供給を受ける生体腎移植が可能である。欧米では70~90%が死体腎移植であるが,日本では逆に死体腎移植は20%台と少ない。…
※「生体腎移植」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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