生憎がる(読み)アヤニクガル

デジタル大辞泉 「生憎がる」の意味・読み・例文・類語

あやにく‐が・る【生憎がる】

[動ラ四]思いどおりにならずに、いやがる。いかにも迷惑そうな態度をとる。
「舞をせさせ奉らむとて、習はせ給はむほども、―・り、すまひ(=拒ミ)給へど」〈大鏡・道兼〉

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精選版 日本国語大辞典 「生憎がる」の意味・読み・例文・類語

あやにく‐が・る【生憎がる】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「がる」は接尾語 ) 思うままにならないでいやだと思う。また、その態度をとる。意地を張って人に逆らい、てこずらせる。
    1. [初出の実例]「『腹だち給ふを見るがいと苦しげなり』とて、猶縫ふに、あやにくがりて、火をあふぎ消ちつ」(出典:落窪物語(10C後)一)
    2. 「東三条殿の御賀に、このきみ舞を〈略〉ならはせたまふほども、あやにくがり」(出典:大鏡(12C前)四)

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