生田信保(読み)イクタ シンポ

20世紀日本人名事典 「生田信保」の解説

生田 信保
イクタ シンポ

大正・昭和期の歯科医学者 京城帝大医学部教授。



生年
明治31(1898)年7月28日

没年
昭和51(1976)年1月20日

出生地
富山県

学歴〔年〕
東京歯科医学校〔大正6年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔昭和2年〕

経歴
大正7年1月歯科医術開業試験合格、8年4月朝鮮総督府医院医員、10年8月歯科医師試験委員、11年4月京城医学専門学校助教授を歴任。昭和2年12月医学博士。3年6月京城帝国大学医学部助教授兼京城医学専門学校教授。戦後の21年5月京城帝大医学部口腔外科教授、22年4月東京都衛生技師、歯科医師国家試験委員、同年6月東京都職員共済組合診療所長を経て26年5月開業した。著書に「抜歯学」「口腔手術図説」「歯痛」「口腔衛生学」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「生田信保」の解説

生田信保 いくた-しんぽ

1898-1976 大正-昭和時代の歯科医学者。
明治31年7月28日生まれ。大正8年朝鮮総督府医院医員となり,京城医専助教授などをへて,昭和21年京城帝大教授。のち東京都職員共済組合診療所長。昭和51年1月20日死去。77歳。富山県出身。東京歯科医専(現東京歯大)卒。著作に「歯痛」「口腔(こうくう)衛生学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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