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口腔衛生学 こうくうえいせいがくoral hygiene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

口腔衛生学
こうくうえいせいがく
oral hygiene

歯および口腔の疾患の予防を目的とし,個人および公衆を対象とする衛生学。歯科衛生学あるいは予防歯科学も,ほぼ同義語と考えてよい。遺伝,栄養,環境 (地理的および口腔内の) に関する研究をはじめ,口腔疾患予防のための種々の処置薬剤,公衆歯科保健としての学校歯科保健,産業歯科衛生,母子歯科保健など,その研究,活動分野はきわめて広い。

口腔衛生学
こうこうえいせいがく

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

口腔衛生学
こうくうえいせいがく

歯と口腔に関連のある疾病と異常を予防して、その正常な発育を図り、全身の健康の保持増進に貢献することを目的とする学問である。歯および口腔は身体のごく一部にすぎないが、消化器官の入口であると同時に呼吸器系の一部分でもあり、全身の健康ときわめて密接な関連がある。口腔衛生学は、一般的には個人口腔衛生学(狭義の予防歯科学)と社会口腔衛生学(公衆歯科衛生学)とに分けられる。個人口腔衛生学は、個人およびその家族の口腔の疾病の予防と健康の保持増進を図る手段を研究する学問であり、公衆歯科衛生学は、集団、社会を対象として前述の活動を行う手段を研究する学問である。口腔衛生の歴史は古く、古代エジプトにおいてすでに歯ブラシや歯みがき剤と考えられるものがあり、わが国でも古代から口すすぎの行われていたことが知られている。しかしながら、今日のような口腔衛生学としての位置づけがとられたのは第二次世界大戦後であり、急速に発展した学問領域である。[市丸展子]

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