産業疲労測定法(読み)さんぎょうひろうそくていほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「産業疲労測定法」の意味・わかりやすい解説

産業疲労測定法
さんぎょうひろうそくていほう

特定の企業内で類似した作業に従事している者たちの間に共通に現れる生理的心理的な疲労測定する方法。 (1) 目がしょぼつく,腰が痛い,だるいなどの自覚的症状を質問紙形式で被検者にチェックさせる方法,(2) 呼吸脈搏血圧筋力などの生理的機能の測定,(3) 皮膚電気反応 galvanic skin reflex (GSR) による測定,(4) 光の点滅を識別させて視覚鈍化の程度を知り,そこから疲労の度合いを測定するフリッカーテストなどの方法がよく用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android