デジタル大辞泉 「田の実の祝」の意味・読み・例文・類語 たのむ‐の‐いわい〔‐いはひ〕【田の▽実の祝(い)】 1 陰暦8月1日、稲の初穂を田の神・氏神などに供える穂掛けの行事。また、贈り物を相互に取り交わした民間行事。田の実の節。2 《「たのむ」が「頼む」に通じるところから》主君に太刀・馬・唐物などを献じ、主君からも返礼の物を賜る儀式。鎌倉中期から行われ、江戸時代には徳川家康が江戸入城を8月1日としたため、元日と並ぶ重要な式日となった。田の実の節。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例