田の実の祝(読み)タノムノイワイ

デジタル大辞泉 「田の実の祝」の意味・読み・例文・類語

たのむ‐の‐いわい〔‐いはひ〕【田の実の祝(い)】

陰暦8月1日、稲の初穂田の神氏神などに供える穂掛け行事。また、贈り物相互に取り交わした民間行事。田の実の節。
《「たのむ」が「頼む」に通じるところから》主君太刀・馬・唐物などを献じ、主君からも返礼の物を賜る儀式。鎌倉中期から行われ、江戸時代には徳川家康が江戸入城を8月1日としたため、元日と並ぶ重要な式日となった。田の実の節。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む