田中外交(読み)たなかがいこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「田中外交」の意味・わかりやすい解説

田中外交
たなかがいこう

昭和初期,陸軍大将田中義一が首相兼外相として担当した対外強硬外交をいう。 1927~28年の山東出兵にみられるように,田中は現地解決を主眼とする強硬方針をとり,これより田中外交は強硬外交の代名詞とされるようになったが,その構想は外務政務次官森恪による。対華不干渉主義の平和外交たる幣原外交とは対照的で,あからさまな領土的野心をもった軍国主義外交であったといえる。 27年6月 27日開催された東方会議において打出された満蒙の特殊権益確立を強調した対支政策綱領や,田中が上奏したといわれる田中メモランダムなる怪文書が流布するなど,日本の積極的な大陸侵略政策の象徴となった。

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