怪文書(読み)カイブンショ

デジタル大辞泉 「怪文書」の意味・読み・例文・類語

かい‐ぶんしょ〔クワイ‐〕【怪文書】

中傷・暴露するのが目的の、出所不明の文書。「怪文書が出回る」
[類語]文書書類公文書私文書書面書き物古文書こもんじょドキュメント

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「怪文書」の意味・読み・例文・類語

かい‐ぶんしょクヮイ‥【怪文書】

  1. 〘 名詞 〙 他人を中傷し、世間をさわがせるような、出所不明の文書。
    1. [初出の実例]「政府党たる男性が在野党たる女性をひしぐために撒いた怪文書である」(出典:怪貞操(1927)〈北村兼子〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android