田久日村(読み)たくいむら

日本歴史地名大系 「田久日村」の解説

田久日村
たくいむら

[現在地名]竹野町田久日たくひ

宇日うひ村の東に位置し、日本海に面する漁村。東は城崎郡瀬戸せと(現豊岡市)。文明三年(一四七一)成立の「大須賀時基郡境記」に「瀬戸と田久日との郡境の事、谷は一町七間の石垣か限、谷はなめらの清水、下は谷わり、磯は要か岩、沖にも封爾ほうじあるへし、十里とも出しは申すとも一里二里也、沖は一里半、東海は一枚なり」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android